ジェルをきれいに長持ちさせる!フォルム形成で重要な確認ポイント5選!
!
「ジェルのもちがいいね!」
「今月は一本も浮いてない!」
「全然取れなかった~!さすがだね!」
これはネイリストにとって「最高の誉め言葉✨」
私もお客様に言われると正直とっても嬉しいです⤴
なぜこのようば言葉をかけれるととてもハッピーになるのか?それは・・・
「ジェルのもちの良さ≒ネイリストの価値」
このように考えがちは背景があります。
どうしてもネイリストにはもちの良さに対するプレッシャーがかかってしまいます!
4週間以上のもちを実現すると、ネイリストは「心の中でガッツポーズ!」
ネイリストとしてお客様に認められた気持ちになるのです!
フォルムをつくる理由は!ジェルを長持ちさせるのはもちろんですが!
美しい仕上がりになる!という意味でも重要視した方がよい部分です。
★「関連記事」→1dayでぎゅっとポイントが詰まったセルフネイルレッスン
★「関連記事」→マシンもニッパーも使わない自爪育成ネイルケア」ネイケアをしっかりしてるはずなのに?
- ジェルが浮きやすい!
- ジェルが取れやすい!
- ジェルが4週もたない!
そのような時は、ネイルフォルムに問題があるのかもしれません!
フォルム形成について改めて見直してみてはいかかでしょうか?
★プロのネイリストが使えるネイル情報を発信→「ネイル通」
ネイリスト歴15年のあみかみです!
自分自身が悩んできた「ジェルが取れる・剥がれる・リフトする!」
その問題を解消するためのブログを発信しています。
同じ悩みをもつセルフネイラーさんやネイリストさんのお役に立てればと思っています!
このブログを読むと、フォルムを作るときに確認するポイントがわかります!
5つの条件を満たすと!ジェルネイルのもちがグッとよくなります⤴
そしてさらに!!こんなお悩みのある方!
- カラーがキレイに塗れない
- サイドラインの仕上りがギザギザ
- キューティクルにジェルが付着する
そのような場合にもベースジェルでフォルムがしっかりがつくれると!
その上にのせるカラーもスピーディーにキレイに!むらなく塗れるようになりますよ!
ジェルネイルで多い悩み3つ!
- もちが良くない問題
- 浮く・剥がれるなどの問題
- 仕上がり(見た目の問題)
フォルムを極めると沢山の相乗効果が期待できます!
ジェルネイルを長持ちさせるためには様々な方法がありますが、今日はネイルフォルムについて見直すとよいポイントをお伝えします。
もし、いまジェルがリフトする理由について悩んでいたり、フォルムの作り方に悩んでいる方は、一度ご自身のネイルフォルムについてポイントを参考に見直してみましょう。
★ネイルレッスンのお問合せはこちら→Click
目次
ネイルフォルムをつくる3つメリットと期待できる相乗効果は?
ジェルネイルのフォルムを形成すると沢山のメリットがあります!
ネイルフォルムをつくる3つのメリット!
3つのメリット!
- 凹凸のない仕上がり(見た目)の美しさ!
- カラージェルをむらなく塗れる
- 硬度アップによる耐久性
フォルム形成からさらに期待できる相乗効果!
フォルム形成のメリット | メリットから生れる相乗効果 |
凹凸のない仕上がりの美しさ | 全体の厚み、硬度、カーブなど全体にバランスのよい仕上がり |
カラージェルをむらなく塗れる | カラージェルの美しい仕上り カラージェルを素早く塗ることができる→時短 |
硬度アップによる耐久性 | ジェルの剥がれ・リフトを防ぎ長持ちする |
フォルムを作ると凹凸のないツルっとした光沢の表面をつくることができます。
凹凸のないフォルムにはカラージェルをむらなく塗ることができるので、仕上がりもよく時短にもつながります。
また、フォルムをつくることで硬度が増し、ジェルが長持ちすることが期待できます!
美フォルムをつくることと、もちのよい仕上がりにるすことは、一見別々のようで、繋がっているといえます。
「美フォルム≒もちの良さ」
美フォルムを目指していくと、最終的にもちのよさに辿りつきます。
★「関連記事」→1dayでぎゅっとポイントが詰まったセルフネイルレッスン
★「関連記事」→マシンもニッパーも使わない自爪育成ネイルケア」長持ちするネイルフォルム!5つの確認ポイント
フォルム形成にはメリットがいっぱい!なんとなくフォルムをつくるより、しっかりポイントを意識してフォルムをつくると飛躍的に長持ちするフォルムを作れるようになります!
5つの確認ポイント
- 皮膚もれのない綺麗な弧を描くようなキューティクルラインをつくる
- ジェルの根元の立ち上がり角度は重要ポイント!
- まっすぐでシャープなサイドラインを意識的に!
- ジェルはもっちりとした粘度のものを!ハイポイントは自爪が伸びた時のことを考える!
- 爪先の硬度が長持ちさせる最重要ポイント!
★お客さまに施術中にカウンセリングする方法!
「ネイリストのため接客会話術」→Click
ポイント①
皮膚もれのない綺麗な弧を描くようなキューティクルラインをつくる
フォルム形成をするとき、一番最初に気を付けることは、ギザギザしない、綺麗な弧を描くようなキューティクルをつくることです!
ポイント
- ジェルが皮膚もれをしないように気をつける
- ジェルの粘度が重要!爪質によって適切なものを選ぶ
- キューティクルラインはギザギザにならないように気を付ける
- キューティクルラインは綺麗な弧を描くようなイメージで美しいラインをつくる
- 爪に縦線や深い溝がある場合にはプレパレーションをしっかりする
- ベースジェルはほどよいレベリングスピードのものを選ぶ
ベースジェルは皮ふに付着してしまうと、そこから浮いてリフトの原因となります。
皮膚もれのない綺麗なキューティクルラインをつくることはもちろんですが、私の経験上、ギザギザした不安定なキューティクルラインより、まっすぐ綺麗な弧を描くようなラインの方がジェルの持ちがよいと感じています。
また、
「この爪はベースジェルが塗りにくいな!」
「キューティクルラインが綺麗につくれないな?」
と思ったことはありませんか?
そのような爪は、爪の表面に縦筋が多いタイプだったり、キューティクルラインが左右対称でなかったりという特徴があるよです。
自爪に縦筋が多く、深い溝状になっている場合には粘度の低いサラサラのジェルだと溝に沿って思わぬ方向にジェルが流れやすく、皮膚に付着しやすくなってしまします。
このような場合にはキューティクルラインもギザギザになりやすいので注意が必要です。
プレパレーションをしっかりすること、粘度が高めで且つレベリングがほどよいスピードのもっちりとしたジェルを選ぶことでこれらは改善されます。
★ネイルレッスンのお問合せはこちら→Click
ポイント②
ジェル根元の立ち上がり角度
ジェルのキューティクルラインが綺麗につくれたら、次に大切なのはジェル根元の立ち上がり角度!
これを極めると格段にジェルの持ちがよくなります!
ポイント
- 自爪と段差のないフォルムをつくると、ジェルのもちは格段によくなる!
- 理想的なのは「自爪からジェルが自然に生えているかような段差のない根元」
フォルムの根元!これはジェルを長持ちさせることにとても大切な部分です!
なぜならば、自爪が伸びてくると、自爪とジェルに段差ができます。
その段差が大きければ大きいほど、シャンプーをしているときに髪の毛が引っかかるなどの弊害が生まれ、
根元を浮かせる原因となってしまします。
理想的なのは「自爪からジェルが自然に伸びているかのような段差のない根元!」
根元はベースジェル+カラージェル+トップジェルと重ねるごとに厚くなり、
気を抜くと、どんどん根元が厚くなり、いつのまにか大きな段差ができている場合があるの気をつけねばなりません!
とくに根元部分にアートを描く場合にはその分厚みがでるので、そのことを計算しながらアートを描く場所を決めることをおすすすめします。
また、うまく根元を薄くできない場合、どの段階で厚みができてしまうのか?面倒かもしれませんが、ひと筆ひと筆、目視で検証してみると早く上達します。
筆使いには自分でも気づかぬクセがついてしまっていることが多々あります。
どんな筆使いをすると、どんなふうにジェルが誘導されるのか?
私もひと筆ひと筆を確認しながら、どの段階で根元に厚みができてしまっているのか
検証してみると、思わぬ筆の角度に問題があったことを発見した過去があります。
筆のクセというは意識しないとなかなか直らないので、時々意識的に確認することをおすすめします。
根元に段差のない美しいフォルムはジェルの持ちが格段に良くなることに繋がります。
また、フォルム形成するときの筆についてですが、
筆の形、柔らかめ~コシ強め、ロングやショート、様々形状ものがあります。
なので、使っているジェルのテクスチャーによってもフォルムを作る誘導スピードによっても
使いやすいと感じるものは人それぞれです。
でも、「うまく塗れないな?」って悩んでいたら!
- 筆を変えたらジェルが塗りやすくなった!
- 筆を変えたらキレイに塗れるようになった!
なんてこともよくあるので、筆選びは意外と大切だな!と思っています!
上の画像はあみかみの長年愛用しているSHINYGELのクマの筆たちです!
気に入っていたのに廃盤してしまったものもあって残念。
また復活を願っています!
筆は柔らかめ?コシつよめ?「あみかみ」お気に入りの熊野筆はこちらから!
↓↓↓
ポイント③
まっすぐでシャープなサイドライン!
以外と忘れがちなサイドライン!
サイドラインの塗り方は仕上がりとジェルのもちを左右する重要な箇所なのです!
ポイント
- サイドラインは真っすぐなラインを爪の際ギリギリまで引くように意識的につくる
- 皮膚もれをしないようにギザギザのラインにならないように気を付ける
- サイドラインは上にのせるカラージェルにも影響するので仕上がりを左右する
- サイドラインは薄すぎるとそこからリフトするので、適度な厚みが必要
サイドラインも気を抜いてはいけないポイント箇所です!
サイドはまっすぐなラインを意識的につくらないと、その上に塗るカラーに響くのはもちろん!
ギザギザしていると皮膚もれしてしまうことがあります。
せっかく綺麗なフォルムをつくったのに、いまひとつ引き締まりのない雰囲気に仕上がってしまします。
それを防ぐためにも、しっかりと指先をスキンダウンして!
目視でどこまで塗るかを確認しながら仕上げていきましょう。
また、サイドは薄すぎてしまうとそこからリフトの原因となるので、プルっとするくらいの厚みは必要になります。
ポイント④
ジェルはもっちりとした粘度のものを!ハイポイントは自爪が伸びた時のことを考える!
ハイポイントは家でいうところの柱のようなもの!あるのとないのとでは衝撃に対する耐性が全然違います!
長持ちさせるにはハイポイントは必須!
見た目の美しさにも影響します。
ポイント
- 爪表目は凹凸のないツルっとしたフォルム
- ハイポイントをつくることは硬度アップになる
- ハイポイントの高さは違和感のない自然なものを目指す
- ハイポイントの位置は爪が伸びたことを考えて真ん中より少し根元よりにつくる
凹凸のないツルっとした光沢のあるフォルムはカラーを綺麗にむらなく塗れることができます。
また、美しいフォルムに合わせた自然なハイポイントは見た目の美しさと共に硬度をアップさせます!
大切なのは不自然ではなく爪の長さとに合わせた違和感のない自然なフォルムを作ること!
爪は1か月で3ミリ~4ミリ伸びることを考えると、ハイポイントは爪の真ん中より少し根元寄りに作るとよい感じになります。
見た目に不自然ではないフォルムはその爪にちょうどよい硬度がつくられているので、ジェルが長持ちすることに繋がります。
ポイント⑤
爪先に硬度があることが長持ちさせる最重要ポイント!
ポイント
- 爪先(エッジ)をしっかり塗るとジェルのもちがよくなる
- 爪先を覆えていないと、衝撃に耐えることができず先端が欠けてしまう
- 先端のジェルが減り始めるとジェル全体が不安定となり浮く原因となる
先端のジェルの塗り方を極めるともちが格段によくなります!
爪先のジェルが摩耗したり、衝撃をうけて欠けてしまうと、次第にジェルがふにゃふにゃと柔らかくなって、ジェルが浮いてきてしまします。
爪先は衝撃を一番受ける部分!爪先をしっかりと覆うことでジェルのもちが大きくかわってきます。
しかし、爪先はフォルムの厚みによってどのくらい覆えるかを左右されることになり、薄いフォルムにはその厚みにあった爪先しかジェルで覆うことができません。
適度な厚みのフォルムに仕上げることが、爪先をしっかり覆うことにも繋がっています。
まとめ
フォルムを長持ちさせるために確認すべきポイント!
- フォルム形成には見た目の美しさだけではなく、時短、もちのよさなどに繋がる相乗効果が期待できる。
- フォルム形成には極めてほしい5つのポイントがある。
①美しく段差の少ないキューティクルライン
②シャープなサイドライン
③根元の立ち上がり
④ジェルの粘度とハイポイントの位置
⑤衝撃から守る爪先の硬度
フォルム形成には、沢山のメリットがあることがわかっていただけたと思います。
ジェルが長持ちしないな!とお悩みの方は5つのポイントを極めていただけるとジェルのもちが格段にアップします。
そしてさらに、ほかにも相乗効果としてよいことがあるので、仕上がり、もち、と全体的なレベルがあがりますし、
様々なお悩みが解決していきますよ。
ぜひ5つのポイントを参考にフォルム形成をお試しください。
★ネイルレッスンのお問合せはこちら→Click