ジェルが同じ爪先から剥がれる方必見!リフトを防ぐプロのテクニック4選〈まとめ〉
ネイリストが常に抱えている悩み!それはジェルが取れる(リフト)してしまうこと!
私も新米ネイリストの頃は、お客様のジェルが取れていないだろうか?
ネイルチェンジの度に毎回ドキドキ緊張していました。
〈ジェルの取れ方は大きく分けると3パターンあります!〉
・爪先から取れる(欠ける)!
・根元から浮いて取れる!
・全体的にパカっと取れる(剥がれる)!
この3つのパターンの中で、特に多いのが、「爪先から取れる(欠ける)」というケースではないでしょうか?
しかも💡
お客さまの中にはいつも同じ指の爪先が取れたり欠けたりしてしまう方がいませんか?
そこで!
とくに今回とくに注目したのは!
いつも同じ指の爪先からジェルが「取れる!欠ける!リフトする!」
こんなケースの対処法についてです!
同じ指の爪先が何度も何度も取れてしまうとき、どんな対処を思いつきますか?
よくある対処法は「ジェルで爪先の長さだしをする」というもの。
これはとっても有効な方法ではありますが、追加料金がかかったり、時間が長くなってしまったりと!
お客さまの中には好まない方もいらっしゃいますよね。
また、いつも同じ対処法しかご提案できないと、お客さまにがっかりさせれてしまします。
私はこの爪先リフトを克服しようと様々な方法を試してみましが、
その結果!効果的だったのが、
「爪先だけを直接強化する方法でした。」
ジェルが爪先から取れたり剥がれたりする理由は沢山ありますが、今回は大きな
3つの原因に絞って、その対処法4つお伝えします。
“爪先から取れない”ちょっとしたプロのテクニックを身につけてみませんか?
お客様に様々な提案ができるネイリストとして、そして親身に対応してくるネイリストとして、お客様から信頼・リピートにに繋がります⤴
ネイリスト歴15年のあみかみです!
自分自身が実際に悩んできた!
ネイリストが抱えるさまざまな問題を解消するためのブログを発信しています。
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同じ悩みをもつおひとりおひとりのお役に立てれば嬉しいです!
このブログを読むと!
・同じ指の爪先からジェルが取れる3つの原因!
・爪先のリフトを防ぐ!厳選した4つのテクニック
を知ることができます。
★「関連記事」→マシンもニッパーも使わない自爪育成ネイルケア」
まず最初に、爪先からジェルがリフトしてしまう原因について!
沢山の中から厳選して、大きな3つの原因を確認していきましょう。
目次
ジェルが爪先から取れる(剥がれる)・リフトする!3つの原因を確認しよう!
1.爪先からジェルが剥がれる一番の理由はまさかのジェルが爪先に塗れてないこと!
爪先にジェルが塗れないのはどうして?
- ジェルを「塗っている」はずなのに「えぐってる」?!
- 爪の立体構造を理解していない?
- 「バリ」がしっかりと取れていない可能性?
- その他(油分除去・ジェルの縮みなど)
実は爪先は塗れてない?ジェルを「塗る」と「えぐる」は紙一重!
ジェルを爪先(エッジ)にしっかり塗っても…塗っても…ぜ~ったいに塗れているはずなのに爪先からジェルがリフトし始める!
「どうしてだろう💡?」って思ったことはありませんか?
爪先からジェルが取れ始めてしまう場合、ジェルでしっかりと先端(エッジ)を覆えていないことが原因のほとんどです。
エッジをしっかりと覆うのは当たり前!と思いがちですが、ジェルを塗っても、塗っても・・・実は筆でジェルを「えぐってる!」
そんなことがよくあります。特に爪が薄い場合は、ジェルの塗り方が薄いと、あっという間に摩耗して爪先からリフトしてしまいます。
爪の立体構造を理解していない?
お客様の爪は薄い人・厚い人など、ひとことで爪の厚み!といっても、様々です。
「エッジの塗りがなぜ難しいのか?」というと、爪は平面ではないからです。
爪先も立体的な視点から捉えてみると、爪表面、エッジの側面、爪の裏側と3つの立体構造で成り立っています。
お客様の爪の特徴を良く観察して、どこを塗らなければならないか?を考えていく必要があります。
「バリ」をしっかりと取れていない可能性
これもあなどってはいけない箇所になります。ファイリングの際に出る爪先のバリ問題です!
ファイリングをして爪を整えたあとに、けばけばしている(トゲトゲしている)ものがバリと呼ばれるものですが!
しっかりバリを取らないでトゲトゲしてしまっていると!ベースジェルがバリに引っ張られることで、爪先をうまくコーティングできず完成度を下げて↷しまします。
そして、ここがポイントなのですが!
バリは爪の下だけと考えがちですが、実は爪の上表面にもあるので、爪先の上と下にあるバリをしっかり取るようにしましょう。
その他(油分除去・ジェルの縮みなど)
これはネイリストとしてはあまり心配ないかと思いますが、
爪表面の油分除去の不足や、ジェルの縮みなどもジェルの先端をしっかりと覆えない原因になりますので、気をつけましょう。
2.爪が薄いとジェルは先端が取れやすい
爪が薄いとジェルは先端が取れやすい理由!
- 爪が薄いとジェルで覆う部分が少なくなるために!
↓
↓→・衝撃に耐えられない
↓→・エッジ側面が摩耗しやすい
衝撃にたえられない
爪が薄いとどうしてもジェルを薄くコーティングしがちです。
すると、硬度がない分、厚い爪と比べると全体的に「衝撃に弱い」つくりになってしまうので、先端からダメージを受けやすくなってしまします。
特によく使う爪については衝撃回数が多くなるのでさらに取れやすくなってしまします。
エッジ側面が摩耗しやすい
爪が薄いと、エッジ側面部分のコーティングが薄くなりがちです。
何度も同じ部分を当てたり擦ったりしてしまうとあっというまにその部分が摩耗してジェルが削れて自爪が出てきてしまいます。
3.爪先の同じ箇所にダメージを受け続けている!
日常の爪先ダメージは2つ!
- 意識的な生活習慣によるダメージ
- 無意識的な生活習慣によるダメージ
意識的な生活習慣によるダメージ
なぜいつも同じ爪先が取れたり、欠けたりするのでしょうか?
まず考えられる理由は!いつも同じ爪先の同じ部分を酷使すうような生活習慣があるということです。
お客様がそのことについて自覚して、生活習慣の中で気を付けていただくことで、飛躍的に改善することもありますが!
仕事や家事、習い事など、生活習慣の中で、むしろ意識的に!その指先をあえて酷使しなければならない場合もありますよね。
それは爪先に負担がかかっているとわかっていても、ご本人には生活習慣を変えることが不可能なこともあります。
無意識的な生活習慣によるダメージ
酷使したり、ぶつけやすかったりする事実に全くと言っていいほど気づかない無意識による場合もあります。
これはネイリストの上手なカウンセリングで原因がわかる場合もありますが、お客様にとっては改善に限界のあることだと考えれます。
★お客さまに施術中にカウンセリングする方法!
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ジェルが先端から取れる・リフトするのは!
「お客様に気を付けてもらうしかない!」と思いがちですが、
ネイリストにもできることは沢山あります!
それでは!
ジェルが取れないようにどのように工夫するのか?
その考え方を手順毎に解説していきます。
サロンワークにぜひ取り入れてみてください。
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まずは爪先(エッジ)の塗り方を極めよう!
まず最初に、「エッジがしっかり塗れている!」ことが!
爪先からリフトしない大前提となるので、
エッジの塗りを極めていきましょう!
1.クリアチップを使ってエッジが塗れているかを確認する!
エッジがいつもの塗り方でほんとに塗れているのか?一度確認してみましょう。
確認方法は簡単!クリアのネイルチップを利用して、シアー系のカラージェルで
いつもの通りベースジェルを塗る要領で塗ってみます。
一目瞭然で塗れている部分と実はえぐってしまっている部分がわかります。
一度ご自身のジェルの塗り方の癖を確認して、エッジをきちんと塗れるようにしましょう。
2.エッジは爪先の立体構造を考慮して塗り漏れのない手順を考える!
エッジは塗り漏れや縮みなどにより、しっかりと塗れていない場合があります。
爪先を立体的に捉えて、爪表面・側面と裏側部分の3つの部分を意識して塗ってみましょう。
3.エッジの塗りもれを防ぐために何度か塗り重ねる手順を考える!
エッジが一度で塗れていなかった場合、もし、うまく塗れていなかったら、そこからジェルが取れる可能性があります。
そのような失敗を防ぐには2度、3度、エッジを塗れているとかなり安心です。ベースジェルを塗る手順として、
エッジをぬるチャンスを2~3回ほど加えた手順をあらかじめ考えておくと失敗がなくなります。
4.エッジに塗るというより、長さだしをするくらいの意識で塗ってみる!
エッジは先ほどもお伝えしたように、塗っているようでえぐっていることがあります。
それを防ぐようにぬったとしても薄い爪に厚く塗ることはできません。
塗るというより、糸を1本爪先に足すくらいの長さだし(実際に長さだしをするわけではありません)をするくらいの感覚で塗ると若干ではありますが、爪先にジェルをしっかりと塗ることができます。
関連記事
ジェルが「取れない・浮かない・リフトしない」ジェルを長持ちさせるフォルム形成の確認ポイント5選!→こちらをお読みください。
爪先からジェルが取れるのを防ぐテクニック4選を試してみよう!
いつも同じ指からジェルが剥がれてしまう場合は、
ダイレクトに剥がれる部分を「補強する」という考え方を取り入れてみましょう。
「補強」という考え方をもとにすると、
下記のお勧め方法のほかにも沢山の補強方法があるので試してみるとよいと思います。
おすすめちょいテク4選!
- 爪先を補強するという考え方を優先したデザインを考える!
- ハードジェルのチョイ足し!
- 全体に厚みをだして全体の硬度を上げる!
- 爪先リフト防止の商材を上手に利用する!
1.爪先を補強するという考え方を優先したデザインを考える!
爪を補強することはとても効果的な手段ではありまが、
これはデザインが関わることなので、
お客様とよく相談の上でご提案することをおすすめします。
ジェルが取れやすい爪先にシェルを埋め込んだデザインの提案!
取れやすい爪先にシェルを埋め込みます。
クラッシュシェルでも硬度は上がりますが、
平面のもののほうが面で爪を支えることになるのでおすすめです。
例えていうなら、サンドウィッチに卵を挟むよりも、
ハムを入れたほうが全体的にしっかりしますよね、そんな雰囲気です。
パーツを置く・ストーンを敷き詰めたデザインの提案!
ストーンやスタッツを置いたり、全体に敷き詰めたりすると、
先端は取れにくくなり、硬度が上がる、重しになり剥がれにくくなる、
などの効果が期待できます。
但し、ストーンやスタッツは引っかける場合もあるのでしっかりと埋め込むのがおすすめです。
先端にラメを入れるデザイン!
これはシェルを入れるほど硬度アップは期待できませんが、
何もしないよりかは先端が取れにくくなることが期待できます。
ジェルとジェルの間に挟む、上にのせる、粗目がよいか?細かいラメがいいか?
それぞれ試してみてください。
2.ハードジェルのチョイ足し!
ハードジェルを先端にチョイ足し!
これもちょっとしたことですが、爪先の摩耗が激しい場合にお勧めです!
先端の側面が摩耗してしまう爪!
いつも同じ爪の側面がいように摩耗してなくなってしまう方はいませんか?
私のお客様の中ではテニスをしている方で、中指がラケットのグリップに擦れるそうで、びっくりするくらい摩耗している方がいました。
そんな方には摩耗を防ぐために硬いハード系のジェルを爪先だけに少し塗ってあげると、摩耗するスピードが遅くなります。
ハードジェルのチョイ足し方法!
爪先側面が摩耗してしまう方には、側面にハードジェルを塗ってみることをお勧めしますが、
注意点は凹凸がでるほど厚く塗らないこと。先端から3~5ミリくらいまで塗れば充分です。
爪全体にハードジェルを塗ってしまうと逆に取れやすくなる方もいるので気を付けてくだいさい。
※ハードジェルを先端だけじゃなくて全体に塗るほうが硬度が増すんじゃないの?って思われた方がいるかもしれません。
爪が薄い方の場合にはハードジェルを全体に塗ることで、逆に全体がパカっと取れてしまう場合があるので注意が必要です。
また、ハードジェルはアセトンで膨張することがありません。なのでオフをするときに削らなけばならないので!
全体の硬度が上がる一方、オフに時間がかかることも考えて試してみてくださいね。
3.全体に厚みをだして全体の硬度を上げる方法!
柔らかいジェルの重ね塗りがおすすめのケース!
シェルやストーンを好まないお客様やハードジェルの相性がよくないお客様。
ジェルの重ね塗りは柔らかめのジェルがおすすめ!
とくに爪が薄いお客様には硬めのジェルでは逆に取れてしまうことがあるので、
柔らかめのジェルを何層か重ねて仕上げることで柔軟性をもたせつつ、硬度を上げるというのもおすすめです。
全体にラメを入れたジェルなどを重ねると、さらに硬度が増します。
※ここでハードジェルを全体に塗るほうが硬度が増すんじゃないの?って思われた方がいるかもしれません。
爪が薄い方の場合にはハードジェルを全体に塗ることで、逆に全体がパカっと取れてしまう場合があるので注意が必要です。
4.爪先リフト防止の商材を利用する!
爪先リフト防止効果の商材もあります。
単体での使用でうまくいかないときはチョイテクとの同時利用で相乗効果も◎
私が時々使用する爪先欠けやリフト防止の強い味方をご紹介させていただます。
SHINYGEL(シャイニージェル)の「Edge Keeper(エッジキーパー)」
ベースジェルを塗る前の自爪の爪先に、ほんの少しだけ塗って硬化すると、爪とベースジェルの密着をよくします。
ボトルはハケタイプで使いやすいです♪
シャイニージェルは私がセルフネイルをしていた時からお世話になっている会社です。
爪に優しい商品を作っているので、様々なものを愛用しています。
エッジキーパーはこんな時に使用しています。
- 爪先からジェルが剥がれやすい!
- 爪先端のジェルが摩耗しやすい
- 特定の爪だけ取れやすい!
- チョイテクだけではまだ少し心配!
- チョイテクしたのにまだ剥がれやすい爪がある!
エッジキーパーの詳しいご紹介はSHINYGELの公式ホームページをご覧ください。
↓↓↓
爪先リフト防止のチョイテク!メリットとデメリットとは?
チョイテクはお客様と相談しながら、その時々の状況に合わせて、様々な方法を試していくことをおすすめします。
ちょいテクニック | メリット | 効果 | デメリット |
シェルの埋め込み | 硬度アップ | ◎ | お客様の好みによる・オフに時間がかかる |
パーツの利用 | 爪先の強化 | 〇 | お客様の好みによる・ひっかないように注意や工夫が必要 |
ラメの埋め込み | 爪先の強化 | △ | お客様の好みによる・強度は軽め |
ハードジェルのチョイ足し | 先端の摩耗・爪先の強化 | 〇 | 使用方法に注意が必要・塗りすぎるとオフに時間がかかる |
柔らかいジェルの重ね塗り | 硬度アップ | 〇 | 厚みがでないように注意が必要 |
爪先リフト防止商材の利用 | 個々の商品による | 〇 | 個々の商品による |
まとめ
爪先はベースジェルの塗り方を工夫するだけでも問題が解決することもありますが
何度も同じ箇所にダメージを受けるような生活習慣がある場合には、爪先を強化する手段が有効です。
これはお客さまにとっても、常に寄り添ってくれるネイリスト、様々な提案のできるネイリストとしても信頼を得ることに繋がります。
ぜひ、ここでご紹介させていただきましたチョイテイクのほかにも様々な方法を生み出してください。
まとめ
- 基本的にはベースジェルは先端の塗り方を極めると爪先からのリフトを防ぐことができる!
- ジェルが先端から取れる原因はお客様にカウンセリングしていると、ぼんやり見えてくる生活習慣がある。
- お客様の生活習慣は意識的なものと無意識的なものがあるので、変える事には限界がある。
- お客様の爪の性質と生活習慣によってチョイテクを使うと効果的!
- チョイテクのご提案はお客様との信頼関係をぐっとアップ⤴
「あみかみ」がご提供する3つのオリジナルネイルレッスン
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